金属印刷のリーディングカンパニー:富安金属印刷株式会社

生産工程

Metal Print Process

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金属印刷について

金属印刷に使われる材料は、ブリキ・TFS・アルミといった様々な材質があります。
金属板の厚みは、0.15~0.6mmの範囲となり、缶の用途により、材質・厚み・硬度・表面処理が選定されます。

金属に直接印刷することはできないので、印刷する前に塗料を塗布します。
印刷する外面側に塗布する塗料は、金属面を活かす透明のものとホワイトのものがあります。
内面側には、錆や内容物を保護する為に塗料を塗布します。
印刷後は、印刷面を保護するためにクリア塗料を塗布します。

塗装・印刷後は、約30メートルの長さのオーブンで約10分間熱風乾燥させて定着させます。
(オーブン温度:150~180℃)

塗装をする塗装機と印刷をする印刷機の2種類があり、印刷機は2色機が主流となります。

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塗装工程

塗装工程では、用途に応じた塗料が選定されます。
指定塗料を指定塗膜量になるように、コーターロールで塗布します。

フィーダーから1枚ごとに板を送り出し、コーターロールで塗料を塗布してオーブンで熱風乾燥させ定着させます。

塗装1
フィーダーから送り出し
塗装2
コーターロールで塗布
塗装3
オーブンで熱風乾燥(写真:オーブン出口)

溶接缶などでは溶接部に塗料を塗布しないように、カットされたコーターロールを使用します。
缶型毎にコーターロールがあり、ロールタワーに複数のコーターロールを保管しています。

塗装1
材料・コーターロール
塗装2
ロールタワー
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印刷前工程

印刷する為には、「刷版」と「インキ」が必要となります。

製版工程」は、印刷をする為の刷版を作成する工程となります
金属印刷はオフセット印刷方式となり、1色に対して1枚の刷版を使用します。

調肉工程」は、インキを混ぜ合わせた特色のインキを作成します。
金属印刷機は2色機が主流となり効率を考え特色が採用される場合も多くなります。
また、金属面を活かした光沢材に印刷すると仕上りのイメージは紙と異なってきます。

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製版工程

刷版の作成は、フィルムから作成する方法とデータから作成する方法の2種類があります。
データから作成する方法をCTPといい、現在の主流の方法です。
(CTP=Computer To Plate)

CTP:データから刷版を作成

CTPでは、デジタルデータから直接刷版へレーザー露光し、精密で高品質な印刷適正が高い版の作成が可能です。
網点の増減をすることもできる為、色の再現性もより高まります。

製版1
DTP:データ編集
製版2
CTP=Computer To Plate
製版3
自動現像機で現像して完成

お客様のニーズに対応できるように、グループ4事業所にCTP製版設備を導入しております。

本社CTP
本社工場
大阪CTP
大阪工場
広島CTP
広島工場
富士メタルCTP
富士メタルプリンティング

フィルムから刷版を作成

従来のフィルム(ポジ・ネガ)を使用した刷版作成も行っています。
殖版機にフィルムをセットして指定の面付通りに送り、PS版に紫外線露光します。
露光された刷版は、CTPと同様に自動現像機で現像されて刷版が出来上がります。

製版4
殖版機でデータをセット
製版5
殖版機にPS版をセット
製版6
フィルムを真空密着させて露光
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調肉工程

お客様のイメージを再現する為に、インキの調肉はプロフェッショナルな職人が行います。

調肉1
インキを配合
調肉2
手練り作業
調肉3
特色完成

インキの量が多い場合には、釜練りで調肉します。

調肉4
インキを配合
調肉5
釜練り作業
調肉6
特色完成
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印刷工程

色について

金属印刷では、金属面を活かしたデザインの場合に白インキを使用することもあり、特色も多く使われます。
金属印刷機は2色機となり、1回の印刷で仕上がらないケースがほとんどです。
熟練されたオペレーターにより、各色をコントロールして仕上りのイメージに近づけます。
また、金属印刷では印刷後にオーブンで熱風乾燥させる為、オーブンの熱での色の変化も経験から読み取ります。

cmyk
フルカラーイメージ
ロゼッタパターン
掛け合わせ

フルカラーを印刷する場合には、CMYKの4色の掛け合わせで印刷をします。

c
C=シアン
m
M=マゼンタ
y
Y=イエロー
k
K=ブラック
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オフセット印刷方式

オフセット印刷とは、印刷方式の主流として用いられる平版(へいはん)印刷のひとつです。
写真や色などの再現性に優れ、品質が重視される印刷物を大量に印刷する場合に適する印刷方法です。
金属印刷もオフセット印刷となります。

刷版に付けられたインキを、一度ゴムブランケットに転写(off)した後に対象物に印刷(set)するため、オフセット印刷と呼ばれます。

offset

【印刷機の構造】

印刷機は、複数のローラーから構成されています。

版胴と呼ばれる部分に刷版が巻き付けられています。
まず、水ローラーから刷版の非画線部に湿し水が供給されます。
次に、インキローラーからインキが画線部に供給されます。
刷版の上で、水(湿し水)と油(インキ)の反撥し合う性質を利用してインキがのる部分とのらない部分とを分けています。

刷版からブランケットへインキを転写し金属板へ印刷される構造となります。

印刷イメージ

インキローラーへ供給されたインキは、刷版からブランケットを経由して金属板へ転写されます。

offset1
刷版にインキを供給
offset2
刷版からブランケットへ
offset3
ブランケットから金属板へ
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印刷作業工程

油性2色機

印刷工程では、塗装工程で下地塗装が施された材料に印刷をします。

フィーダーから1枚ごとに板を送り出し、印刷機で印刷してオーブンで熱風乾燥させ定着させます。
2色機の印刷では、印刷を繰り返して色を重ねていきます。

印刷1
フィーダーから送り出し
印刷2
印刷機で印刷
印刷3
オーブンで熱風乾燥(写真:オーブン出口)

1色毎の見当をオペレーターにて確認し、インキの盛り量を調整することで色の濃度を調整します。

金属印刷では、油性の2色機が主流となりますが、一部の印刷機にUV乾燥装置を設置しております。
UV印刷は、UVインキが製缶時の加工に耐えられないケースがあります。

見当合わせ
見当合わせ
盛り量調整
インキの盛り量調整
UV乾燥装置
UV乾燥装置

UV6色機:SPRINT929

UV6色機は、オーブンを使用しないでUV乾燥方式で印刷を行います。

UVインキを使用し、各色毎に紫外線ランプ(UV)で乾燥させて、最終で再度紫外線ランプ(UV)で乾燥させて定着させます。
ワンゲージ・ワングリップで最大6色の印刷を同時に行います。

6色機1
フィーダーから送り出し
6色機2
6色UV印刷
6色機3
最終UV乾燥
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